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一冊で分かるインド史

図書館でピックアップされててなんとなく借りてみた。

バリバリ理系で世界史苦手な私でも理解できるかな、、

できたらいいな!

というわけで、せっかく借りてみたので読みつつ要約しつつで

定着できたらいいなぁという希望的観測を持ちながらの記録です。

はじめに

お釈迦さまの生まれた国として知られているインド。

21世紀になり目を見張る変貌を遂げ、世界をリードする国になりつつあります。

都会では寝そべる牛の姿は消え、車が路上を埋め尽くし、続々とショッピングセンターが誕生しています。

その一方で、格差の大きい社会でもあり、宗教対立が厳しく、スラムが拡大しています。

両極端の社会が違和感なく併存する国です。

豆知識

インド人は自国のことを「バーラト」と呼んでおり、バーラトがインドの正式な国名でもあります。

プロローグ

神秘的なインド

インドといえば

・カレー

・仏像

・ヨガ

最近では

・IT大国

・独特のインド式計算法

・歌って踊るインド映画

・沐浴で訪れるガンジス川

・聖地のヴァーラナシー

・世界で最も美しい建築とされるタージ・マハル

日本の面積の9倍近く、世界7位の面積を有し、世界で1、2位を争う大人口国です。

連邦公用語のヒンディー語をはじめとする指定言語が22あり、780以上の言語のうち、

1万人以上の話者がいる言語は100以上もあります。

国民の役8割はヒンドゥー教徒ですが、他にもイスラーム教やキリスト教、シク教、仏教、ジャイナ教など

多様な宗教が信仰されています。

このように言語と宗教だけを見ても、この国の多様性がうかがえます。

インド亜大陸(インド半島)の成り立ち

今から3億年〜2億年前、地球上にはパンゲアという巨大な大陸があったと考えられています。

これがいくつにも分裂し、その中の一つの大陸が北上して、ユーラシア大陸にぶつかって地続きになりました。

こうしてできたのがインド亜大陸です。

そして、大陸同士がぶつかった際に生じた力によって海底が押し上げられたことで、ヒマラヤ山脈が誕生しました。

ヒマラヤ一帯で見つかる海洋生物の化石が、かつてそこが海底だったことを物語っています。

・標高8000メートル級の山々がそびえたつヒマラヤ山脈

・カラコルム山脈

・ヒンドゥークシュ山脈

西

・アラビア海

・ベンガル湾

これらに囲まれた逆三角形の地形がインド亜大陸にあたります。

西北部

・インダス川

東北部

・ガンジス川

この両流域を中心にヒンドゥスターン平原が東西に広く形成されました。

西武にはタール砂漠、東部にはベンガル・デルタ、中央にはデカン高原が広がります。

陸続きになったとはいえ険しい山々や海に隔てられたインド亜大陸に、外から入り込むことは容易ではありませんでした。

それでも、古代からインド亜大陸へと人々がやってきて、先住のさまざまな民族を交わって暮らすようになります。

そうして、現在見られるような独自の文化が形づくられたのです。

※歴史におけるインドとは私たちが知っているインドという国の他に、隣国のパキスタンやバングラディッシュ、

時代によってはアフガニスタンやミャンマーの一部にまたがる地域を指します。

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